浅草橋のシェアオフィス「W Complex」社長インタビュー

WComplexインタビュー アイキャッチ画像

「コワーキングスペースはコミュニティが面倒に感じる」

「自分だけのオフィスが欲しいけど賃料に何十万円もかけてまでは欲しいとは思わない」

独立してある程度年数も経ってくるとこのような悩みに遭遇しませんか?

当メディアanywherを運営するWM&Creators株式会社では今までになかった新タイプのシェアオフィス「W Complex」を2019年5月にオープンしました。

そこで、anywher編集長が社長にインタビューしてみましたので、オフィス探しに悩んでいる方は読んでみてください。

W Complexは、“コワーキングスペース特有のコミュニティが面倒な人”におすすめのシェアオフィス

――W Complexはズバリどんな人におすすめのシェアオフィスですか?

WM&Creators 大西竜治

W Complexは、コワーキングスペース特有のコミュニティが面倒だと感じる人に使って欲しいシェアオフィスです。

あとは、クライアントに自慢できるオフィスを持ちたいという人にも使って欲しいです。

 

――まず、「コミュニティが面倒」という点について教えてください

 コワーキングスペースには「コミュニティマネージャー」のような肩書きで、会員同士の繋がりができるようにコミュニケーションを促進させる役割を持つ人がいます。

例えば、新しく入った会員さんを紹介して回ったり、イベントを企画して交流を図ったりといったことです。

コミュニティを歓迎する人はいいと思うのですが、そうでない人も一定数います。自分のペースを大切にする人たちです。彼らは、コミュニティを面倒に感じます。

 

――続いて、「クライアントに自慢できるオフィス」について教えてください

クライアントさんが訪問してきた時には、やっぱり「かっこいいオフィスですね〜!」とか言われたいじゃないですか? でも、それがコワーキングスペースではできない。それが言えるような場所を会員さんには提供したかったんです。

 

SPONCER

W Complexを契約することで、あなただけの専有空間が手に入る!

――おすすめしたい人について理解できたところで、W Complexの特徴を教えていただけませんか?

 

特徴1.3階建ての一棟ビルのワンフロアを貸し切れる

W Complexは浅草橋の3階建ての一棟ビルを丸ごと借りています。

浅草橋を選んだ理由について説明する大西社長

2階と3階は予約をすれば、月12時間までワンフロアの広々とした空間を専有することができる、あなただけのオフィスです。広々とした空間が自分一人、もしくは自分のチームだけの空間になりますので、まるで自分のオフィスのように感じていただけるはずですよ。

インテリアにもこだわっているので、招かれた人も思わず「すごいですね!」と驚くのではないでしょうか。

 

――1階はどういう使い方ができるんですか?

1階はコワーキングスペースとして、全ての会員が利用できる作業スペースです。カウンター席やブース席、打ち合わせがしやすいテーブル席、PCモニターが利用できる席が設けられています。

W Complexの1階スペース

1階は月間の時間制限はありませんので、好きなだけお使いいただけます。2階と3階の自分の予約の時間になるまでは、1階で作業できるように想定しています。

 

特徴2.コミュニティがないため、ストレスがない

W Complexはスマートロックで扉の施錠・開錠ができるようになっているので、無人運営を実現しています。会員様はスタッフと顔をあわせることがないので、変に気をつかう必要はありません。

 

――ワンフロアを貸し切れるので、他の会員と顔をあわせることもなさそうです

その通りです。2階と3階へは1階のコワーキングスペースを通らずに上がることができます。

 

特徴3.浅草橋という日本っぽい響きがある場所

――渋谷や新宿、六本木といったエリアではなく浅草橋を選んだのにも意味がありそうです

なんとなく日本っぽい響きがある場所が良かったんですよね。ほら、浅草橋って日本っぽくないですか?(笑) 出店エリアは、日本っぽい響きがあるエリアに絞って物件検索を行った上で、ここに決めました。

グローバルの時代でもありますし、海外の人と仕事する時なんかも住所に「Asakusa-bashi」と書いてあると、「Asakusaって、あのAsakusaかい?」なんてコミュニケーションも生まれそうじゃないですか。

 

きっかけは自分自身の経験。
”W Complex”をオープンさせた理由

――W Complexを始めようと思ったきっかけは何ですか?

W Complexを始めようと思ったきっかけは自分の経験から来るものが多いです。

例えば、コワーキングスペースって既存のコミュニティが出来上がっているケースが多いですよね? 僕も起業当初は利用していましたけど正直面倒でした。運営スタッフさんとのやり取りとかも正直・・・。

 

――社長!その辺で(笑)

調子に乗る大西社長

あと、起業してからはチームにも恵まれ会社組織も大きくなっていったんですけど、僕ら、リモートワークという働き方(場所と時間を問わない働き方)を実行していたんですね。実際、経営メンバーのうち一人はドイツで暮らしていました。他のメンバーも自分含め全員、全国バラバラです。

その中でも、年に2~3回みんなで顔をあわせる機会を作っていたんですけど、その時に顔をあわせることの大切さを実感しました。具体的には、チームが一つになるという感覚が一気に進むんです。

そういうのもあって、これからの時代はオフィスは基本的には要らなくなるとは思うんですけど、お客さんとの打ち合わせにしても、チームでのミーティングにしても集まる場所は必要だろうと考えています。

そういう人にとって、W Complexはちょうどいい気持ちのいい場所だと自負しています。

 

――いまは組織も解散しコンパクトになりましたが、考え方で変化はありましたか?

組織解散する前は、中目黒に家賃数十万円のオフィスを借りていたんですが、そこを借り続けるのもなんか微妙だったんです。ただ、クライアントを呼んでも恥ずかしくない、かっこいいオフィスは持ち続けたかった。

コワーキングスペースとかも考えましたが、やはりコミュニティが面倒。このように考えている人は絶対に一定数いる、と考えて作ったのがW Complexです。

 

”W Complex”のさらなる展望

――オープンしたばかりのシェアオフィスですが、課題は何か見つかっていますか?

僕らがリーチしたい人というのは正直言って珍しい人種だと思っています。僕みたいな(笑)

少数派ですので、いかにリーチしていくかが課題ではないでしょうか。

W Complex

「場所を変えましょう」と、移動した大西社長

「類は友を呼ぶ」ではないですけど、会員が知り合いを紹介してくれるようなスキームが適切ではないかといまのところは仮説を立てています。

そのために、既存会員さんの満足度を高められるよう改善をドンドンしていきたいですね。

 

――W Complexとしてどのような展望をお考えですか?

弊社は、Web制作の受託をメイン事業としていて「いい制作物を作って欲しい」と考える企業様からの引き合いが多いです。

ですので、プロジェクト単位でW Complexの会員がチームを組んで、それぞれが得意分野を担当し、一つの制作物を作り上げて運用する、というような協力体制ができればいいと考えています。

W Complexの「Complex」には複合という意味があり、実は“それぞれの得意分野を持つ人が複合する“という意味でネーミングしました。

 

求む!初期メンバー

――最後に、anywherの読者さんに一言お願いできませんか?

W Complexの前で見送りをする大西竜治

W Complexは2019年5月にオープンしたばかりです。既存会員さんからは「最高に居心地がいい」というような声をいただいています。

コワーキングスペースに入っているけど居心地が悪く感じていたり、オフィスが欲しいけど自分で借りてまでは、という人がいたらぜひ内覧に来てください。

そして一緒にチームを組んで、最高の制作物を作りませんか?

>>無料見学申し込み

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