注目のLINE@とは?

こんにちは。皆さん、LINE使ってますか?
先月、個人向けLINE@がリリースされました。分かりやすく言うと、LINE公式アカウントを個人で持てるようになった感じです。

今までは店舗向けLINE@が提供されていましたが、2月から全て個人向けLINE@に一本化されました。ややこしいので、今回は最新のLINE@について解説していきます。

そもそもLINE@とは

公式サイト:LINE@で販促・ファンを獲得!無料アプリで簡単に始めるビジネス向けLINE

– Facebookみたいなタイムライン・ホーム
– アカウントページやPRページが開設できる
– 登録してくれた友だちにメッセージを一斉送信できる
– 1:1のトークも可能
– 自動返信機能
– アンケートなどの設置
– 友だち数の推移などの解析が出来る

などが出来るようになります。LINEのトーク機能を持ったFacebookページ…というとイメージしやすいかもしれません。いわゆる「LINE公式企業アカウント」が個人でも利用できるようになったのです。
1人で複数アカウントの運営や、複数人で1つのアカウント運営も可能です。

ちなみにLINE@を使うには、LINE@専用のアプリが必要です。覚えておきましょう。

iPhone向けアプリ:iTunes – LINE@
Android向けアプリ:Google Play – LINE@App (LINEat)

一般向けLINE@の登録はアプリからの申込が必要ですが、年齢認証の関係で、MVNOでスマホを運用している方や、iPod touchからの登録は出来ません。私はOCNモバイルONEでスマホを使っているので登録出来ませんでした。

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注意!無料で送れるメッセージは1000通/月まで

メッセージのカウントは1人1通です。

友だちが1,000人いるアカウントでは、月に1度しかメッセージを送ることが出来ません(1,000人×1通=1,000通)。
友だちが100人いるアカウントなら、1度に送るメッセージは100通なので月に10回送ることができます。

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LINE@の無料プランでは、月1,000通までとなっています。月額5,800円の有料プランでは50,000通送ることができ、それ以上は月1.08円かかります。お金さえ出せば、無限にメッセージを送ることができますが、月に1,000通は案外すぐオーバーしそうな数字です。

ちなみに、1:1トークは送信可能メッセージ数にカウントされません。

個人アカウントでアカウントページは検索に引っかからない

例えば、飲食店なら営業時間や場所などの店舗情報をアカウントページに掲載できますが、個人アカウントでは、GoogleやLINEの検索でアカウントページが引っかかりません。

引っかかるようにするには、LINEの認証が必要ですが住所等の個人情報が必要になってきます。自宅とは別の事務所や営業所があり、住所を公開してもOKな方向けですね。認証済みアカウントになると、アカウントに認証済みバッヂが付きます。

考えられる利用方法

上記の注意点を踏まえて、考えれれる用途を上げてみました。
個人で使うと無料プランで送信可能メッセージが1,000通/月、というのが結構ネックになってきます。

例えば、クリエイターやブロガーの情報発信

私のブログは、feedly登録者数が現在100人くらいです。友だちが100人いるとして、ブログ更新をLINE@で配信します。月に8~9回くらいの更新であれば1000通/月以内。無料で配信可能です。

人気ブログだと、feedly登録者数10,000人くらいになってくるので…仮に月10回配信するとしても、月額5,800円+54,000円(50,000通×1.08円)もかかります。

例えば、町の美容室やマッサージ店、地方の飲食店の情報発信

これは公式サイトオーナーインタビューページにもありますが、1:1のコミュニケーションが重視される町の美容室やマッサージ店では、お客様との距離を縮める良いツールになっているようです。

LINEは主に10~20代の若者を中心に普及したサービスなので、やはり若年層に対してのアピール力が高そうです。「メルマガ登録めんどくさい…」という私も「LINEだったらすぐ登録できる!」と、登録することがよくあります。

定期的にオフ会を主催する人が使う

年に数回、小規模のオフ会を開催する場合、便利に使えそうです。

利点としては本名と別名義でアカウントが持てる、手軽に連絡可能で既読率も高い、アンケートなどで事前調査ができる等でしょうか。首都圏の何百人も集まるオフ会の場合、無料プランでの運営は難しいかもしれませんが、地方での勉強会やオフ会では十分ではないでしょうか。

例えば、メールフォームの代わりに使う

1:1トークであれば、送信可能メッセージ数にカウントされないので、メールフォームの代替に使うことができます。
メール以外のクローズドな連絡ツールとして、お仕事の依頼や、質問窓口として使えそうですね。LINEの普及率が生きてきそうです。

まとめ

LINE@はあくまでLINEのサービスなので、TwitterやFacebookほどオープンではありません。不特定多数への拡散が目的の場合は向いてないと思います。
ただ、お知らせが来さえすれば、メルマガよりもチェック率が高いので、どうやって友だちを増やすかが重要そう。

また、無料で使うには月1,000通以内に収める必要があるので、運営していくのにきちんとした方針が必要そうです。このあたりは、LINE@公式ブログのオーナーインタビューが参考になりそうですね。

以上、今後も注目のLINE@の紹介でした。

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