おすすめオンラインストレージサービス6選

2013年、15GBの容量から、ユーザー紹介で無制限に容量を増やせることで話題になったファイル共有サービスCopyが、2016年5月1日でそのサービスを終了します。

As of May 1, 2016, you will no longer have access to the data stored in your account. Please sign in to your account and migrate your data (see our How-To Guide here) or save a copy of your files on your local computer before May 1, 2016. After May 1, 2016, data will no longer be retained in the system. Failure to migrate your data prior to May 1, 2016 may result in data loss.

サービス終了後、Copyのストレージに保存されているファイルは全て削除されてしまうので、期日までに別のサービスに移行、またはバックアップを必ず取っておきましょう。

オンラインストレージのサービス変更・消滅はままあること

わたしはCopyを50GBまで増やして利用していたのですが、突然ポップアップで通知されるお知らせに「困った……。かといってDropbox無料会員だけでは、容量が全然足りない。」

じつはオンラインストレージサービスの消滅やサービス変更に立ち会うのはこれで二度目。一度目はSugarSyncの無料サービス終了です。

仕事ではDropboxを使っています。有料サービスに加入するのが一番手っ取り早く、容量もたくさんあるのは分かっていても、それほどではない……。また、サービスを分散させておきたいこともあるでしょう。

そこで今回はいくつかのストレージサービスをご紹介します! 利用しているサービスが終了したときに備えましょう。

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オススメ!ストレージサービス6選

Dropbox、GoogleDrive、SkyDriveは超ド定番のストレージサービスです。サービスの変更はあれど、なくなる可能性は非常に低いといえるでしょう。

タブレットやスマホからはもちろん、WEBブラウザからも確認でき、様々なアプリとの連携も可能です。企業向けのビジネスプランも用意されています。利用者が多いため導入コストの低さもメリットのひとつです。

個人的なファイルを一時的に保存しておくなら、無料プランが大容量なMEGAや、Appleユーザーなら新規アカウントの必要がないiCloud Drive、スマホからのバックアップに最適化したYahoo!ボックスもオススメです。

Dropbox

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料金・容量

無料プラン:2GB
有料プラン
Pro:1TB、1,200円/月

メリット

一度消してしまったファイルや、上書きしてしまったデータを復元できる。
インストールしたら、ファイルに入れるだけで自動保存。

デメリット

無料プランの容量が少なめ。
フォルダ単位でしか権限設定ができない。

サイト

https://www.dropbox.com

Dropboxはとにかく有名です。簡単に保存・共有できるので、導入コストは最も低いでしょう。無料プランの容量は2GBと少なめですが、チュートリアルをこなしたり、サービスを紹介することで、20GBまで増やすことができます。

Google Drive

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料金・容量

無料プラン:15GB
有料プラン
100GB:$1.99/月
1TB:$9.99/月
10TB:$99.99/月
20TB:$199.99/月
30TB:$299.99/月

メリット

無料プランの容量が大きく、有料プランが安い。
Googleアカウントで利用できるので、新たにアカウントを取得しなくていい。
共有ユーザーの容量が制限容量にカウントされない

デメリット

容量はGmailやフォトと共有。
バックアップ(ゴミ箱の中身)が容量としてカウントされる。
ファイルの利用権をGoogleに与えることになる。

サイト

https://www.google.co.jp/intl/ja/drive/

GoogleDriveはとにかく有料プランが豊富で安いのが特徴です。1TBが月約230円程度で利用できます。WordやExcel、Adobeなど、様々なファイルをプレビューできるのも地味に便利です。

ただし、Googleを利用した全てのデータの利用権がGoogleにも発生します。

OneDrive

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料金・容量

無料プラン:15GB
有料プラン
50GB:170円/月

メリット

無料プランの容量が大きく、有料プランが安い。
Office365に加入していれば1TB、無料で利用できる。

デメリット

更新履歴から特定バージョンを復元できない。

サイト

https://onedrive.live.com/about/ja-jp/
Office365に加入していれば1TB使えるのが大きなポイントです。Microsoftのサービスなので、Office onlineを利用すればオンライン上でWordやExcelを編集することができます。

box

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料金・容量

無料プラン:10GB
有料プラン
100GB:1200円/月

メリット

ビジネスプランの種類が豊富。容量無制限のものも。
100種類以上のファイルをプレビューできる。

デメリット

更新履歴から特定バージョンを復元できない。

サイト

https://www.box.com/ja_JP/

boxは個人向けというよりも、企業・グループ向けの老舗ストレージサービスです。ビジネスプランは安いプランだと、100GBで月600円/ユーザーからで、無制限プランもあります。

複数人で利用するとき便利な、プロジェクト管理やワークフロー管理ができる、オンラインワークスペースもあります。

Yahoo!ボックス

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料金・容量

無料プラン:5GB
有料プラン
+100GB:700円/月

メリット

Yahoo!プレミアム会員なら、50GBまで無料。
サーバーに同じファイルがある場合、ローカルのデータ容量を節約できる。

デメリット

デスクトップ版アプリは終了。

サイト

http://info.box.yahoo.co.jp/index.html
Yahoo!ボックス。昨年末、なんとデスクトップ版アプリ終了のお知らせが……。Yahoo!ボックス内の写真の宅配プリントサービスがあることからも、スマホのバックアップとして特化していくようですね。

プラス100GBという、他とは違った有料プランも特徴です。

iCloud Drive

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料金・容量

無料プラン:5GB
有料プラン
50GB:130円/月
200GB:400円/月
1TB:1,300円/月

メリット

Appleユーザーならストレージ用のアカウントを新規取得しなくてもいい。
料金が安い。

デメリット

Androidでは使用できない。
フォルダ・ファイル単位での共有はできない。

サイト

http://www.apple.com/jp/icloud/icloud-drive/

iCloud Driveはフォルダ・ファイル単位の共有ができないことが最大のデメリットですが、Windowsでも利用することが可能です。
有料プランの料金も安く、誰かとファイルをやりとりするより、自分専用のバックアップ場所と考えるのがよいでしょう。

MEGA

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料金・容量

無料プラン:50GB

有料プラン
200GB:€4.99/月
500GB:€9.99/月
2TB:€19.99/月
4TB:€29.99/月

メリット

無料プランの容量が50GBと多い。

デメリット

フォルダ共有の設定などはブラウザからやる必要がある。

サイト

https://mega.nz

Megaはかつて違法ダウンロードの温床となっていたためにサービス停止になった、MEGAUPLOADを運営していたところのサービスです。2013年のローンチパーティで創設者のキム・ドットコム氏は『法律を遵守しているかどうか、サイトの隅から隅までチェックしているので、大丈夫』とコメントしていますが、やや不安は残ります。

ただ無料プラン50GBという圧倒的な容量は捨てがたいですね!

まとめ

有名どころや、容量が大きいところを紹介しましたが、他にもファイル共有サービスは無数にあります。

今回調査してみて、「CopyのあとはGoogleDriveかな」と思っていましたが、有料プランの安さから「iCloud Driveでもいいかもしれない」と思いました! サービスはどんどん改善されていくので、たまには別のサービスを覗いてみるのもいいかもしれません。

あなたにとって一番適したストレージサービスを見つけましょう。

参考
ファイル共有サービス『Google Drive』を使うリスク | たゆまかニュース
無料で50GBも使える「MEGA」スタートから1日で登録者数100万人を突破 – GIGAZINE

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