日米でのホワイトニング事情の違い

アメリカ人って、歯が白いイメージがありませんか。彼らの歯が白いのは、ホワイトニングに対して日本人より意識が高いだけではないんです。アメリカでは、日本で市販が許可されていないホワイトニング剤を気軽に購入することもできます。今回は、そんな日米でのホワイトニング事情の違いをご紹介します。

日本のホワイトニング事情

日本で一般的に行われるホワイトニングは、主に2種類。審美歯科で行うオフィスホワイトニングと、家庭でマウスピースを使って行うホームホワイトニングです。

オフィスホワイトニング

オフィスホワイトニングでは、ホワイトニング剤を塗ったあと、光を照射して短時間で歯を白くします。

最近では、過酸化水素が主成分のホワイトニング剤にハロゲン光源とLED光源を使った、ビヨンドライトが一般的になってきました。UV(紫外線)を使ったホワイトニングが主流だった頃は、UV(紫外線)による歯茎、舌の火傷が懸念されていましたが、ビヨンドライトはそういった心配がなく安全です。

費用は50,000円~100,000円ほどで、約2回の施術でホワイトニングが完了します。

オフィスホワイトニングで使われる薬剤は濃度が高く、専門技術を使っているため、即効性と確実性が特徴です。

ただ、即効性はあるのですが、持続性が弱いという点もあります。施術後から持続する期間は3ヶ月~6ヶ月が目安です。

ホームホワイトニング

マウスピースにホワイトニングの薬剤を塗って、はめて待つだけのホームホワイトニングは、大体、1回につき2時間かかります。

オフィスホワイトニングよりも、薬剤が低濃度のため、白さを感じるまでに約2週間かかります。

費用は5,000円から10,000円。

すぐに歯を白くしたい人には向きませんが、持続性が約1年~2年と長くもちます。

デュアルホワイトニング

デュアルホワイトニングはオフィスホワイトニングをした後に、ホームホワイトニングで白い歯を持続させる方法。即効性と持続性のどちらも手に入れることができます。費用はその分かかりますが、効果はその分、維持できます。

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アメリカのホワイトニング事情

アメリカでは、「歯の汚さは貧しさの象徴」と言う程、国民の歯に対する意識が高い国です。アメリカ人の一般家庭には、必ずと言っていいほど歯ブラシ、フロス、リステリン、そして、ホワイトニング用品が置いてあります。

ホワイトストリップス

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出典:http://www.thedentalcheck.com

ホワイトストリップスとは、1日1回貼るだけでホワイトニングできるテープのこと。

Duane Reade、CVS、RITE AIDなどのドラッグストアでも購入できます。

大体、20回分が入っていて6,000円程度。効果は約1年持続するそうです。

ホワイトストリップスは、ホワイトニングの有効成分である「過酸化水素」を使用しています。過酸化水素は前述の通り、ビヨンドライトを使用したオフィスホワイトニングで使用される薬剤ですが、日本の市販品には使用が禁止されてる成分です。

Amazonなどで購入して使用する際には、使用には十分に注意し、自己責任で行ってください。

ホワイトニングキット

アメリカでは、UV(紫外線)やLEDの光を利用した家庭用のホワイトニングキットもドラッグストアで購入することができます。

ホワイトニング剤を塗るだけと、光を当てるのでは、効果が3倍違うと言われています。

アメリカの歯医者さんで使われている薬剤と、同じ薬剤を使用しているため、高い効果が期待できるそうです。1日おきの使用が理想的です。1日1回を限度に、8~30分の使用を、数回繰り返せば白さが実感できるそうです。

こちらも、日本ではeBayなどの通販ショップで購入することはできますが、UV(紫外線)の光は、歯茎や唇が日焼けをしてしまったり、皮膚がんになってしまう可能性があるので、使用には十分に注意し、自己責任で行ってください。

歯磨き粉

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出典:http://www.crest.com

着色汚れの除去やホワイトニングの維持には、ホワイトニング用の歯磨き粉が人気です。デンタル用品メーカーのCrestの「3Dホワイト グラマラスホワイト」によると、5日で90%のステインを除去するという程のホワイトニング効果があります。

もともとの歯の色を白くするというより、着色汚れを取り除きたい人、ホワイトニングしたあとの白さを維持したい人に使われています。

歯が黄色く見える理由

歯が黄色く見える理由は、いくつかあります。

ひとつは、着色汚れ。着色の原因となるものは、緑茶、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワインなどのポリフェノールを含む飲み物。

その他に、カレー、ソース、醤油、ケチャップ、イチゴ、たくあん、チョコレートなどの食品や口紅、うがい薬、タバコなどが着色の原因です。

次にエナメル質の問題。歯の表面はエナメル質という白く硬い物質で覆われています。このエナメル質が薄くなると、黄色い象牙質が、透けて見えてしまい、歯が黄色く見えます。食事ですり減ったり、白ワイン、コーラ、スポーツドリンク、オレンジジュースなどの酸の強い飲み物を飲むとエナメル質が溶けやすくなってしまいます。

また、日本人は元々エナメル質が薄いので、黄色く見える人が多いとも言われています。

ちなみに、酸の強いものを飲んだ後に、コーヒーや紅茶を飲むと、エナメル質が溶けて着色しやすくなったところに色がついてしまうので、非常に取れにくくなってしまいます。

日本とアメリカを比べると、ホワイトニングに対する意識の高さや、種類に大きな差があることがわかります。この違いは、日本が口を隠して笑う文化があるのに対して、アメリカは歯を出して笑うことが良いとされてることや、キスの文化がアメリカで根付いていることが、原因かもしれません。

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世界初の歯の歯磨きホワイトニング美歯口30DAYSキット

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参考

http://www.prnewswire.com
http://www.dailymail.co.uk
http://www.womansday.com
http://www.twilightteeth.com
http://jbainc.co.jp/dental.html

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