家の照明といったら壁のスイッチで点灯・消灯するのが当たり前でしたが、IoTの時代へと突入し、LED電球の在り方も今変わろうとしています。
スマホで明かりを自由自在に
hueを利用するにはまず、hueのLED電球を使用したい場所に取り付けます。
その後、hueとWi-Fiルーターの中継機器となる付属デバイス「hueブリッジ」を起動。
hueがWi-Fiに接続され、スマートフォンにインストールした専用アプリから照明のオン/オフ切り替えが行えるようになります。
アプリでは点灯と消灯のほか、明るさを調節したり、1600万種以上のカラーバリエーションから選択して光の色を変えることが可能です。
色の選択にはスマホに保存した写真を使うこともでき、カラーピッカーで写真内の欲しい色を選べます。
例えば、旅行先で撮影した美しい夕日の写真を抽出し、夕焼けの色をhueで再現できます。
また、用途に応じた照明もすぐに実現可能。
アプリにプリセットされている「本を読む」は読書に理想的な明るさ、「くつろぐ」は自然なやすらぎをもたらす明るさになっており、手早く部屋の明かりを理想の状態にできます。
タイマーやジオフェンスなど、便利な機能を搭載
タイマー機能を利用することで、毎週のテレビの時間や、クッキーの焼き上がりを光で通知可能です。
オン、オフそれぞれのタイマー、光の細かい設定ができるため、就寝時は暖色系の色からオフタイマー、起床時はさわやかな昼白色で快適に目覚められます。
そのほか、スマートフォンのGPS(位置情報)を使った「ジオフェンス機能」も搭載。
外出すると消灯するほか、家に近づくと自動で点灯します。
IFTTT連携で広がる活用の幅
アプリやモノを連携させる自動化サービス「IFTTT」と組み合わせると、メールの受信をhueの光で通知したり、天候の変化に合わせて照明を変化させることもできます。
応援しているスポーツチームが得点したらチームカラーで点滅、といった使い方ができるなど、さまざまな“レシピ”を生み出せそうです。
ちょっとしたことを自動化できる超便利サービス「IFTTT」
電球以上の役割を果たしてくれるhue。
もはや照明が部屋を明るくするだけの時代は終わったのかもしれません。
参考リンク
http://www2.meethue.com/ja-jp/
http://www.irisohyama.co.jp/led/houjin/hue/
https://www.facebook.com/PhilipsJapanLighting/