現実さながらの状況を生み出すVR(仮想現実)は、ゲームや映像の世界をより豊かにしてくれます。
そんなVRを楽しむためのハードウェアが、VRヘッドマウントディスプレイです。
2016年より製品の発売が加速していく予定で、Facebook傘下のOculus VR社による「Oculus Rift」もそのひとつとなっています。
Oculus Rift
Oculus Riftは、高解像度かつ広い視野を確保したVRヘッドマウントディスプレイです。
主な用途はゲームで、PCに接続して利用します。
VRサラウンド対応のヘッドホンとPC接続する姿勢センサー、コントローラーが付属し、臨場感溢れるリアルな映像が目を覆いつつ、さまざまなゲームをプレイ可能です。
以前より注目を集めていたOculus Riftですが、ついに1月7日、アメリカや日本を含む20カ国で予約注文を開始しました。
価格は8万3800円で決して安くはありませんが、コアなゲーマーを中心に、人気製品となるかもしれません。
すでに出荷されている開発者版や、東京ゲームショウをはじめとする展示会における体験レビューをみてみると、「リアルすぎて酔う」という意見が多い印象でした。
VRゲームの最大の特徴はなんといっても「没入感」であり、アクションゲームやRPGでも、この特徴を生かしたタイトルの登場が予想されます。
高画質・高音質化や、WiiやKinectのような直感操作への対応など、ゲーム機は時代とともに進化してきました。
VRヘッドマウントディスプレイは、ゲーム機の最先端といえるでしょう。
2016年上半期には、PlayStation VRの登場も予定されており、今後も「VR×ゲーム」の組み合わせから目が離せません。
参考リンク
https://www.oculus.com/en-us/rift/