う、なんか、お腹が痛い、しかも、気分も悪くなって来た…。何か変なもの食べたかな…。冬にこんな症状が出たら、ノロウィルスの可能性大!この時期、猛威をふるうノロウィルス。ノロウィルスは、激しい下痢や嘔吐を引き起こす、つら~い急性胃腸炎。薬も効かないので、病院に行っても、脱水症状にならないように点滴をされたり、ビオフェルミンを出されるだけで終了。症状を劇的に良くしてくれる、特効薬はありません。そのため、ノロウィルスにならないように、予防することが一番大事。でも、ノロウィルスはアルコールでは消毒できないウィルス。手を洗っても、完全に落としきることは、不可能とも言われています。じゃあ、一体、どうやって予防すればいいんだ・・・!!そんなときに、活躍するのが柿渋なんです!
柿渋とは
柿渋は、昔から漢方薬としても使われてきました。血圧を下げたり、二日酔いの防止、虫歯の予防に効果があります。また、柿渋に含まれるポリフェノールの一種、タンニンは、木材に塗ると防腐効果と防虫効果があることから、日本で建築物に使われて来ました。実は、このタンニンが、ノロウィルス撃退に効果があることが、発見されたんです!最近では、このタンニンを利用した、消毒液が開発され、話題を呼んでいます。
タンニン配合の「ノロエース」
ノロエースは、アルタン株式会社と、広島大学が共同して開発した、エタノールに渋柿抽出成分を配合した消毒液です。この渋柿成分が重要で、ノロウィルスは渋柿成分をかけると99.9%除去できます。しかも、ノロウィルスの他にも、新型インフルエンザ、鳥インフルエンザ、食中毒の原因になる黄色ブドウ球菌などにも有効なことがわかっています。
ノロエースの使用場所
ノロウィルスは、あらゆるところに付着してる可能性がありますが、特に、トイレの便器、洗浄レバー、ドアノブ、また、食器などについている危険があります。そういった場所に、シュッとひと吹きすれば、ノロウィルスを撃退することができます。ノロエースは、天然成分で作られているので、食品にかかっても安全です。また、ハンドソープタイプもあるので、手の消毒には、このハンドソープがおすすめです。
ノロウィルスにかかると、最長1ヶ月間もウィルスが便から排出されるので、万が一かかってしまった場合に周りに感染させないためにも、ノロエースで手指の消毒をしたり、トイレを使用した後に消毒することは大切です。ノロエースを使って、今年は、ノロウィルス知らずの冬を過ごしましょう。
参考
Source :
http://www.mhlw.go.jp/
http://total-clean.co.jp/
http://www.kakishibu.com/
http://explanation.sakura.ne.jp/