先日、anywherで紹介した、RICOHの360度カメラ THETA をはじめ、360度カメラが続々と発表されています。
今回紹介するのは、アメリカの人気クラウドファウンディングサービス、INDIEGOGO* で10万ドル(約1200万円)以上の資金を獲得し、注目を集めている Luna をご紹介します。
* INDIEGOGO https://www.indiegogo.com/
2015.12.12
周囲360度の光景をワンショットで収める全天球カメラ「RICOH THETA」
世界最小360度カメラ Luna
直径6cmの手のひらサイズで、ビリヤードの玉と同じぐらいの大きさです。
両サイドに190度の魚眼レンズを装備し、360度撮影を実現しています。
操作ボタンは1つのみのシンプルな操作設計になっており、撮影した映像は、iPhone、Android、タブレットに同期して確認することができます。
充電はマグネット式の充電器で充電し、そのマグネットを利用して、マイクスタンドなど、金属性のものに取り付けて撮影することも可能です。
防水
手ブレ防止
技術としては、非常に面白いと思いますが、360度の映像を画面いっぱいに映してしまうと、我々が見ている景色と違う構図で映ってしまうので、どうしても違和感があります。
Google ストリートビューのように、360度撮影は一度に行い、一度に写し出す情報は、人間の視界と同じ範囲だけ表示し、右を向けば右の景色、左を向けば左の景色といった使い方が360度カメラの1番の需要ポイントのように感じます。
それらで撮影した映像は、Oculus RiftやかつてのGoogle GlassなどのVR、AR分野との相性が非常に良いのではと思います。
これから、これらのテクノロジーがどのように進化していき、我々の生活レベルまで浸透していくのか非常に楽しみです。
http://luna.camera/
https://www.indiegogo.com/projects/luna-a-360-camera-for-everyone#/