インフル対策！冬のアロマはティートゥリー

寒い時期になると、インフルエンザや風邪予防の対策商品が、ドラッグストアやスーパーの店頭に、ズラッと並んでいます。手指を殺菌するアルコール消毒液など、インフルエンザに有効とされるアルコールを含む商品が、特に目立ちます。アロマオイルの「ティートゥリーオイル」でもインフルエンザの予防には効果的なので、ご紹介します。

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1 ティートゥリーとは

ティートゥリーとは

ティートゥリーは、オーストリア、ニュージーランド、インドネシアに生息する木で、葉からオイルが採取されます。ティートゥリーが発見されてからの歴史は長く、オーストリアのアボリジニが、何千年も前から、切り傷、ヤケド、皮膚病などの治療に使っていたそうです。香りは、スパイシーさとフレッシュさが特徴です。

インフルエンザを予防する、「ティートゥリー」

ティートゥリーオイルには、インフルエンザウィルスの増殖が抑えられるという、研究報告があります。ティートゥリーオイルに含まれる、「テルピネン４オール」という抗菌作用のある成分などが、インフルエンザの抑制に作用するそうです。ちなみに、ティートゥリーは、インフルエンザ以外の感染症予防にも、有効とされています。1920年代には、オーストリアの医者がティートゥリーオイルを、感染症予防に手術後の傷の洗浄に、使用していたこともあるそうです。

ティートゥリーオイルの使い方

一番簡単な利用方法は、アロマに対応している加湿器に入れたり、アロマ用のディフューザーに入れる方法。こうすることで、部屋全体にティートゥリーの有効成分が行き渡ります。加湿器がない場合は、水2カップ半と、ティートゥリーオイル5滴を霧吹きに入れて、部屋にシュッシュすればOKです。これで、空気中のインフルエンザの増殖を、抑えることができます。

その他の効能

ティートゥリーオイルには、インフルエンザを予防する効果だけではなく、ニキビや喉の痛みにも効果があります。ニキビ対策用の化粧水を作る場合は、1リットルの化粧水に対して、ティースプーン1杯分のオイルを目安に入れましょう。喉の痛みには、コップの水にオイルを2，3滴入れて、うがいしましょう。ちなみに、ティートゥリーオイルでのうがいは、口臭予防にも効果がありますよ。