周囲の音も聞こえる骨伝導ヘッドフォン Bluez2

オフィスワークやランニングの最中など、音楽を聴きたいけど周囲の音も遮りたくない、といったシチュエーションもあると思います。
そんな時に活躍するのが「骨伝導ヘッドフォン」。
AfterShokz社の「Bluez 2」は、耳ではなく骨で音を聴く骨伝導タイプのBluetoothヘッドフォンです。

骨伝導ヘッドフォン Bluez2

骨伝導とは

通常、「音を聴く」という行為は耳が空気の振動を捉えることで行います。
空気の振動によって伝わる音「気導音」は耳から鼓膜を経由して聴覚器官の蝸牛(かぎゅう)へ。
蝸牛から聴覚神経を通じて大脳に音として認識されます。
一方、空気を介さず人間の骨に直接伝わる音が「骨導音」です。
例えば、普段聞いている自分の話す声は「骨導音」。
自分の話し声でも録音して聴くと「気導音」となります。
録音した自分の声は、普段とちょっと違ったりしますよね。
骨伝導とは、「骨導音」をキャッチし、耳を塞ぐことなく音を聴く技術です。

音漏れを軽減した骨伝導ヘッドフォン「Bluez 2」

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「Bluez 2」は、耳にかけて固定する骨伝導ヘッドフォンです。
再生機器とはBluetoothでワイヤレス接続。
頬骨から内耳に微細な振動を伝え、耳を塞いだり覆ったりすることなく音を聴けます。
優れた骨伝導オーディオを保証するデュアルサスペンショントランスデューサ「PremiumPitch」や、自然な音漏れを大幅に削減する「LeakSlayer」により、快適に日常利用可能です。
防汗機能も備えるため、ランニングをはじめ、スポーツ時の利用にも適しているといえます。

内蔵マイクでハンズフリー通話も

本体にはマイクやコントロールボタンも搭載。
スマートフォンへの着信応答、ハンズフリー通話を実現するほか、音楽の再生、一時停止、曲送りといった操作もワイヤレスで行えます。
電源は充電式のリチウムイオンバッテリー。
2時間の充電で約6時間稼働します。
同様の骨伝導ヘッドフォンとしては、アメディア社の「AS400」や日本コンピュータ・ダイナミクス社の「CODEO」など、複数製品が発売中。
骨伝導がどの程度クリアに聞こえるのか、実際に試してみたいものです。



参考リンク
http://aftershokz.com/products/bluez-2
http://www.apple.com/

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