ネットで、気になる記事やサイトを見つけた。でも今すぐ読む時間はない、後で読もう。そういうとき、どうしていますか？
わたしは、TwitterやFacebookでシェアしても読まない（というか大量のポストに埋もれて、どこにいったかわからなくなる）。evernoteに保存してもevernote立ち上げない（習慣がないため）。スマホとパソコンではブラウザが違うので、リーディングリスト使えない、の三拍子揃った「後で読もうと思った記事、一生読まないし、見つけられない地獄」に陥っていました。
Pocketは、そんな、後で読みたい記事やサイトを、パソコン・スマホ・タブレットなど端末を選ばずに、いつでもどこでも読めるようにしておけるサービスです。
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Pocketの特徴
Pocketは簡単にいうと、Safariのリーディングリスト。「後で読む」サービスの代名詞といえるでしょう。
Android、iPhone、iPadはもちろん、Google Chorome、Firefox、Safariなどの拡張機能の他、デスクトップアプリも用意されているので、いつでも・どこでも、好きなときに読むことができます。
自宅で気になったサイトを登録しておけば、朝、通勤中スマホで読むことはもちろん、「パソコンで作っているサイトの挙動を、スマホでも確認したいけど、URLをいちいちコピーするのがめんどくさい。」そんなときも、Pocketにサッと登録すれば、スマホからスッと確認できます。
今までURLをdropboxで同期したり、URLバーにいちいち打ち込んでいたのはなんだったのか…。
また、昨今はさまざまなアプリやサイトがPocketに対応しています。有名なメディアを調べてみたところ、こんな感じで、シェアボタンのところにまとめて配置されています。
アプリは設定項目の中に、Pocketアカウントを入力できるところがあります。
スマホにPocketのアプリをいれれば、Safariでは「Pocketに保存」という項目が増えますし、feedlyやTweetbotもワンタップ、長押しで簡単にPocketへ。IFTTTを使えば、もっと多彩な連携が可能になります。
Pocketの弱点は、長期保存に向かない
Pocketは「とりあえず気になった記事を保存するサービス」なので、気づくと未読記事が4ケタ、ということもありえます。つまり、長期保存に向きません。
タグをつけて、それなりに分類することはできますが、結局ごちゃごちゃになってしまいます。
長期的に保存しておきたい記事。例えば、コード解説や、素材集サイトなどを、アーカイブとして保存する用途にはむきません。
そういった記事はevernoteの方がむいています。
私のオススメ拡張機能「Pickpocket」
登録方法や、基本的な使い方は以下の記事が参考になります。今は日本語化されているので、登録は簡単です。
後から後悔しないためのPocketの使い方をマスターする！ | hoomey
わたしは、基本的にパソコンからサイトを登録しています。
サイトにPocket登録ボタンがあればいいんですが、ないことも多いもの。パソコンからPocketの記事を見るには、デスクトップアプリや、ブラウザの拡張機能などが、主な方法ですが、中でもオススメなのは、Chrome・Safari対応の拡張機能「Pickpocket」です。
Pickpocket（Safari用拡張機能）
Pickpocket（Chrome用拡張機能）
Pickpocketはポップアップで記事を管理できる
純正の拡張機能は、記事を読むとき、Pocketのサイトに飛ばされます。これがなかなかもどかしい。もっとスムーズに確認できないものか。
Pickpocketは、ステータスバーのボタンから、ポップアップウィンドウで確認することができます。画面移動がないので、とてもスムーズ。
各記事をクリックすると、ページに飛んで、記事は自動的にアーカイブに移ります。「いちいちアーカイブ化しないから、記事がめっちゃたまる」という人にはピッタリの機能（オフにすることもできます）。
さらに未読記事を一気に開いたり、上から10記事だけ開いたりする機能もついています。絶妙です。
地味に嬉しいのは、ショートカットキーで登録できるところです。Safariの拡張機能だと、おそらくデフォルトで「⌘ + control + P」。
もちろん、オプションメニューからの追加や、ステータスバーのボタンから追加することもできるので、ショートカットキーに馴染みがない人も安心です。
まとめ
結局、Pocketに保存しても、記事はたまります。わたしも、常に３ケタは未読記事がある状態です。
「結局読まないじゃないか」と思われるかもしれません。しかし、とりあえずPocketにまとめておけば、少なくともTwitterやFacebookのように、他のポストに流されて、URLが行方不明になることはありません。「Pocketのどこかにはある」という状態です。
Pocketは大量の記事から単語で検索することもできるので、風に飛ばされたメモと、引き出しのどこかにはあるメモ、くらいの差があります。
なにより、このようにまとめておく場所がある、という安心感が大事なのです！ あとで読む記事がどんどん埋もれていってしまう…という方は、ぜひ使ってみてください。
