「iTouch ID」はUSBポートに差し込み、指をつけて指紋認証することでロックを解除できるデバイスです。
パソコンのセキュリティを確保する為、毎回パスワードを入力しているユーザーの煩雑さを改善してくれる製品です。
現在、Kickstarterで、2015年12月12日(土)までの期間、79ドルの出資から入手に参加することが可能です。
世界最小デバイス
実際にUSBポートに差し込んだ状態で出る部分の大きさは、1.82cm×1.06cm×6mmとなっており、パソコンでの作業の邪魔にならないサイズです。
豊富なカラーバリエーション
シルバーやブラックといったオーソドックスなカラーをはじめ、レッド、ブルーなど豊富なバリエーションがあるようです。
今のところクラウドファンディングの出資金額に応じて、カラーが決まっているようです。
複数のパスワードを管理できる
パソコンのログイン以外にも複数のパスワード管理が可能で、ウェブサイトやお気に入りのソーシャルメディア、メール、様々なプログラムにも応用可能です。
ひとつのデバイスで複数のパスワードをマルチに管理することで、セキュリティと煩雑さの両面を効率よく改善しているようです。
様々なOSにサポート対応
Windowsにも対応しており、デバイスを越えた利用も可能です。
また、Kickstarterでのクラウドファンディングの状況が目標額に達した場合はAndroidのサポートもするようです。
銀行や公的機関にも応用可能
銀行や公的機関など、高いセキュリティが求められる機関でも効果が期待できるようです。
例えば、インターネットバンキングでの暗証番号管理やなりすましの防止、公的機関では、市民の健康に関する情報や機密情報へのアクセス防止効果も期待できそうです。
iTouch IDのスペックと互換性
1200 MHz以上のプロセッサのクロック速度を持つPCを推奨
512MBのRAM
ハードディスク空き容量が100MB
USBでの接続
OSはWindows、Mac OS XとAndroid(目標金額を達成した場合)
iPhone5s以降の機種に標準搭載されている、指紋認証機能Touch IDをパソコンでも使用可能にした外付けデバイス。
名前がiTouch IDと酷似している点もAppleを強く意識しているのが見て取れます。
Macに標準搭載されていても不思議でない、この機能をベンチャー企業がキックスターターで発表し、注目を集めています。
今後AppleとiTouch IDとの関係がどう変化し、Macの標準装備にどう影響していくのか、時期アップル製品の動向も目が離せません。
https://www.kickstarter.com/projects/1952513384/itouch-id-worlds-smallest-usb-fingerprint-scanner-0/
http://www.itouch.id/