世界最大級バーチャルオフィスプロバイダーの2016年の展望

世界40か国650以上のロケーションで、リモートワーカー、起業家、小規模ビジネスなどを対象にサービスを展開しているAlliance Business Center Network (ABCN) は、昨年の夏、オランダのバーチャルオフィスプロバイダーFlexado社の創設者ラモン・テン・ティージェ氏をエグゼクティブ・ディレクターに任命しました。

欧州でのバーチャルオフィスビジネスの確立

ABCNによるラモン氏の任命によって、両社はより大きなサポートネットワークとバーチャルオフィスの幅広い選択肢をもつようになり、欧州のメンバーとクライアントに大きな利益をもたらすようになりました。
ラモン氏が2010年に設立したFlexado社では、この新しいグローバルな展開で大幅なビジネスの向上が見られているそうです。
「コラボレーションの初日以来、Flexado社は毎月成長を見せています！」と、ラモン氏は過去を振り返ります。
「この成長は、ヨーロッパ北部の経済の回復と、バーチャルオフィスへの認識の高まりなどのファクターにも支えられているのです」と彼は説明します。

「多くの大規模、小規模企業の両方がFlexado社のサービスを利用しています。我々はまた、グローバルな持続の可能性の再現も目撃しています。これらすべては、Allianceとの密接な関係とも相まって、2015年にはオランダでのFlexado社の収益を倍増したのです。」
ラモン氏はオランダ国外へも新しいロケーションを追加することを付け加えています。

ABCNとの提携で得たもの

「ABCNネットワークに加わったことが、Flexado社の成長に役立ったと思うか」という質問には、「それは間違いありません。このパートナーシップは、Flexadoの地元へのアピールと小さなチームの俊敏性を維持して、国際的な製品を作り出したのです」と答えています。

ABCNの欧州エグゼクティブ・ディレクターと、Flexado社での役割を組み合わせることについてラモン氏は、それが欧州のバーチャルオフィスビジネスにおける「大きなステップ」だったとしています。

現在は週単位で新たなビジネスセンターと新しいメンバーに会っているところだそうです。
この「大きなステップ」は、彼の同僚でABCNの欧州地域マネジャーのカタリーナ・バサグレン氏が、メキシコのモンテレーからフランスへの移転したことにも支援されているそうです。
バーチャルオフィスビジネスではもちろん、どこでも仕事をすることができるわけですが、カタリーナ氏が同じヨーロッパへ移転したことによって、今では定期的に会ってビジネスの進行状況やゴールについて話し合うことができるようになりました。
ラモン氏が「知識の泉だ」と呼ぶ、カタリーナ氏は語ります。
「私がAllianceについて好きなのは、それぞれのセンターに、グローバル化された産業のフルメンバーシップを与えていることです。Allianceは、ただのオンラインブローカーではありません。小さな町や大都市のセンターのオーナーは、他のAllianceメンバーを引用したり、リードやクライアントを獲得したり、他のメンバーのロケーションにブッキングするなどのメンバーシップの恩恵を受けることができるのです。」
それがより大きなコーポレーション企業と対等に競い合うチャンスを与えるとカタリーナ氏は信じているそうです。