キャプテン翼やスラムダンクを読んで熱くなり、プロを夢見て練習に明け暮れた幼少時代を過ごした、なんて経験は誰しも一度はあるだろう。大人になり、起業したいと思っていてもネガティブなことに躊躇して今だに一歩が踏み出せずいる。起業したもののうまくいかずに弱気になっている。そんな悩める方々に、カリフォルニアの起業家向けWEBメディアEntrepreneurから”10 Movies Every Entrepreneur Needs to Watch – 起業家が見るべき映画10選”をご紹介したい。たまにはゆっくりと映画を観て、あの頃のような熱い気持ちを取り戻すのも良いのでは?
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Contents
1.ソーシャル・ネットワーク
The Social Network (2010)
2003年。ハーバード大学に通う19歳の学生マーク・ザッカーバーグは、親友のエドゥアルド・サヴェリンとともにある計画を立てる。それは友達を増やすため、大学内の出来事を自由に語りあえるサイトを作ろうというもの。閉ざされた“ハーバード”というエリート階級社会で、「自分をみくびった女子学生を振り向かせたい」―そんな若者らしい動機から始まった彼らの小さな計画は、いつしか思いもよらぬ大きな潮流の最中へと彼らを導く。IT界の伝説ナップスター創設者のショーン・パーカーとの出会い、そして、社会現象を巻き起こすほどの巨大サイトへの成長。一躍時代の寵児となった彼らは、若くして億万長者へと成り上がっていく。と同時に、最初の理想とは大きくかけ離れた孤独な場所にいる自分たちに気づくが―。
引用元:youtube
2010年にソーシャル・ネットワークが公開され大ヒットになったことは言うまでもない。みんながこぞってマーク・ザッカーバーグがどうやってハーバード大学の学生から世界一人気なSNSを作り上げたのかを見たがった。この映画をなぜ見るべきか?誇張し過ぎてても気にしないで欲しい。この映画を見ればどうやって柔軟性と勢いを持ちながらにしてスタートアップを成功させるのかをより深く理解できるのだ。毎回この映画を見る度にもっと優秀な起業家になろうと思える。
引用元:Entrepreneur
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2.摩天楼を夢見て
Glengarry Glen Ross (1992)
不動産会社ミッチ&マレーのニューヨーク支社。不況の折、本社から若い幹部が乗り込んできて「成績の悪い奴はクビだ」と通達する。かつてはスゴ腕と呼ばれたものの今は成績不振に陥り、私生活でも病気の娘をかかえるベテラン営業マンのレーヴィン(ジャック・レモン)は仕事を失うことを恐れ、同僚のモスはやはり同僚であるアーロナウに、社から顧客情報を盗もうと提案。翌朝、トップの営業成績を誇るローマ(アル・パチーノ)が出社すると、オフィスで盗難があったとして警察が来ている。4人のセールスマンたちは取り調べられることになるが……。
厳しい世界で生きるセールスマンたちを、高いテンションで演じきる名優陣の演技合戦が見どころ。名戯曲家で映画『評決』『アンタッチャブル』『ハンニバル』などの脚本も手がけたD・マメットの、ピュリツァー賞に輝いた戯曲「グレンギャリー・グレン・ロス」を、彼自身が脚色。せりふも室内場面も多いが、『ゴッドファーザー』シリーズのパチーノ、ベテランのレモン、『アポロ13』のハリスらの熱演に圧倒される。
★1992年ヴェネチア国際映画祭 男優賞(ジャック・レモン)
★1992年全米映画批評家協会 主演男優賞(ジャック・レモン)
★1992年アカデミー賞 助演男優賞ノミネート(アル・パチーノ)
★1992年ゴールデングローブ賞 助演男優賞ノミネート(アル・パチーノ)
引用元:youtube
ピューリッツァー賞を受賞した劇作家のデイビッド・マメットの劇をベースにして作られたこの映画は、情け容赦のないシカゴの世界を映し出す。摩天楼を夢見てビジネスで成功するためだけに人々が耐える嘘と裏切りをよく映し出している。残念ながら、ビジネスはときに冷酷なので、この映画を見て知って欲しいのだ。この1992年に公開された映画は、ビジネスがどれだけ悪意に満ちたものになり得るかを描き出している。
引用元:Entrepreneur
3.バトル オブ シリコンバレー
Pirates of Silicon Valley (1999)
世界を変えた2人、ビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズを描いた、実話に基づくストーリー。 革命は誰も見ていないところで起こる。それはガレージの中で、学生寮の一室で、たゆみない努力と想像と策略の中から発生する。アップル(R)共同設立者スティーブ・ジョブズとマイクロソフト (R)共同設立者ビル・ゲイツ。彼らは世界の仕組みや生活、コミュニケーションを、根本的に変えようとしていた。
引用元:youtube
この映画はテレビ映画として製作され1999年に公開された。アメリカの初期のテクノロジー最前線とビル・ゲイツとスティーブ・ジョブズの台頭を題材にしている。ドキュメンタリースタイルのこの映画はマイクロソフトとアップルの創設者の物語に注目している。起業家たちは未だにこの2人の“海賊”からインスピレーションを得ようとしていることはいわずもがな。何かヒントを得れることは間違いない。
引用元:Entrepreneur
4.市民ケーン
Citizen Kane (1941)
オーソン・ウェルズが1941年に新聞王ハーストをモデルに監督、主演して話題を集め、今やAFI世界映画史上ベスト1など数々の栄誉に輝いている、まさに世界映画史上に残る不朽の名作。新聞王ケーン(オーソン・ウェルズ)が荒廃した大邸宅で「薔薇のつぼみ」という謎の言葉を遺して死んだ。その言葉の意味を探ろうと、新聞記者たちが取材を開始していくが…。
ケーンの人生模様を、時空を越えたパズルのように巧みに構成しながら進むストーリー展開や、グレッグ・トーランドによるモノクロ・パンフォーカス撮影の素晴らしさなど、もはや非の打ち所のない完璧な映像芸術の真髄がここにある。映画が好きだと自認する者なら、一度は観ておくべき作品。(的田也寸志)
引用元:Amazonレビュー
あなたがもし起業家じゃないとしても、このオーソン・ウェルズの1941年の大作はみるべきだ。この映画はウィリアム・ランドルフ・ハーストをモチーフとした架空のチャールズ・フォスター・ケーンという新聞業界の大物と彼の富と権力の追求を中心に展開される。しかし、終盤にはケーンは人生において何が重要なのかを理解する。この映画を見て欲しい理由は、成功するビジネスを立ち上げることは全ての起業家にとってのゴールであるが、それだけが人生のゴールではないからだ。
引用元:Entrepreneur
5.幸せのちから
The Pursuit of Happyness (2006)
1980年代。妻と5歳の息子と3人で暮らしていたセールスマンのクリス・ガードナーは家賃も払えず、どん底の生活を送っていた。ついには、妻が出て行き、家を追い出され、貯金も底をついてしまう。そんなクリスが最後に選んだ道は自分の才能を信じて、一流証券会社へ入社することだった。しかし6ヶ月の無給のインターンを経て、正式採用されるのはただ一人。愛する息子のため、奇跡を信じてクリスの過酷な戦いの日々が始まった。
引用元:youtube
クリス・ガードナーの実話に基づいて作られた、2006年に公開されたウィル・スミス主演のこの映画は起業家にとって最も心が温まり、やる気を起こさせる映画のひとつだ。クリスと彼の息子が夢を追いかける姿勢を見てモチベーションが上がらなかったとしたら、驚きだ。クリスはホームレスとなり、息子を養わなければならなくなっても、夢をあきらめなかった。その情熱と犠牲もいとわない姿勢は全ての起業家が持つべきものである。
引用元:Entrepreneur
6.マネーボール
Moneyball (2011)
ブラッド・ピット主演×『ソーシャル・ネットワーク』のタッグで贈る。メジャーリーグの常識を覆した、これは、真実の物語。選手からフロントに転身し、若くしてメジャーリーグ球団アスレチックスのゼネラルマネージャーとなったビリー・ビーンは、自分のチームの試合も観なければ、腹が立てば人やモノに当たり散らす短気で風変わりな男。ある時、ビリーは、イエール大学経済学部卒のピーターと出会い、彼が主張するデータ重視の運営論に、貧乏球団が勝つための突破口を見出し、周囲の反対を押し切って、後に“マネーボール理論”と呼ばれる戦略を実践していく。当初は理論が活きずに周囲から馬鹿にされるが、ビリーの熱い信念と、挑戦することへの勇気が、誰も予想することの出来なかった奇跡を起こす!!
引用元:youtube
ブラッド・ピットが演じるオークランド・アスレチックスの総監督であるビリー・ビーンの物語を楽しむのに野球ファンである必要はない。なぜなら、チームは選手に支払うお金がなく、ビーンは別の方法で戦う道を発見しなければならなかったからだ。この映画を見るべき理由は、ビーンは革新的でなければならなかったというところにある。より良いものをどうやって作るかという解決策を見つける、それが起業家のもっともよく知られた特徴のひとつなのである。そして、ビーンは決して反対する人の話しを聞かず、彼の考え方を曲げることはなかった。
引用元:Entrepreneur
7.ロッキー
Rocky (1976)
フィラデルフィアのしがないチンピラボクサーだったロッキー(シルヴェスター・スタローン)は、世界ヘビー級チャンピン・アポロ(カール・ウェザース)のきまぐれで、その対戦相手に選ばれた。エイドリアン(タリア・シャイア)との不器用な相思相愛を得て、彼は勝つ見込みのないリングへと向かっていく…。それまで無名の俳優だったシルヴェスター・スタローンが自らシナリオを書き、主演した低予算ボクシング映画。しかし公開されるや世界的大ヒットとなり、76年度のアカデミー賞では作品・監督(ジョン・G・アヴィルドセン)・編集の3部門を受賞。まさに映画を地でいくアメリカン・ドリームをスタローンはつかみ、それはまた世界中の若者たちに多大な希望を与えることにもなった。ビル・コンティの音楽ともども、観る者に愛と勇気を与える名作中の名作。(的田也寸志)
引用元:Amazonレビュー
この映画は誰でも一度は見ておきたい映画のひとつである。シルベスター・スタローンが脚本し主演を務めた負け犬ロッキー・バルボアがヘビーウェイト級チャンピオンのアポロ・クリードを打ち負かすストーリーである。この映画をおすすめする理由は世界に「自分に成功するチャンスがない」と言われても、戦い続けることを教えてくれるからだ。この競争心があればどこまでも行くことができるだろう。
引用元:Entrepreneur
8.ウォール街
Wall Street (1987)
奔放な1980年代の金融、政治、文化的な出来事を記録する新たなトリビアが含まれる「ウォール街」。インサイダー取引版で極め付けの欲望を目の当たりにしよう。1987年度アカデミー賞最優秀男優賞を受賞したマイケル・ダグラス演じる金融界の大物ゴードン・ゲッコーが、野望に満ちた若き株式ブローカー(チャーリー・シーン)を違法に利益を追求する企業スパイ活動へと引きずり込む。モラルに関する興味深いストーリー展開で、アメリカン・ドリームの崩壊が描かれる。
引用元:youtube
1987年、オリバー・ストーン監督がゴードン・ゲッコーを「強欲は善だ」という名セリフと共に映画史上一番悪名高いキャラクターに仕立てあげた。この映画は企業買収家ゴードン・ゲッコーのような汚い金持ちになるためにバド・フォックスが取った違法で非倫理的な決断を中心に展開される。この映画を見てもらいたい理由はお金のために自分を売ることをして欲しくないからだ。思い出して欲しい、起業家になるということはお金持ちや有名になることだけが目的じゃないことを。
引用元:Entrepreneur
9.ザ・エージェント
Jerry Maguire (1996)
スポーツ選手の契約を一手に仕切るやり手のスポーツ・エージェント、ジェリー・マクガイアは、利益ばかりを追求するやり方に疑問を感じ提案書を提出。それがもとで会社をクビに。独立したジェリーに現実は甘くなく、ついてきたのは落ち目のアメフト選手ロッドと会計係のドロシーだけだった。
引用元:youtube
主人公、ジェリー・マグワイアは全てを持っていた。素晴らしい仕事、たくさんの友達、美しいフィアンセ。しかし、ある日彼は悟る。スポーツエージェントはお金だけを追ってはいけないこと、クライアントをどう扱うかが大切だということを。ジェリーは全てを失い、失ったものを取り戻すための旅に出る。この映画を見て欲しい理由は、夢を追っていれば、仕事においても、私生活においても、大切なものの価値は変わらないことを知っておいて欲しいからだ。
引用元:Entrepreneur
10.リストラ・マン
Office Space (1999)
大手のコンピューター企業に勤めるプログラマーであるピーターは、休日もまともに休めず、日々仕事に追われていた。出勤時は車の渋滞に遭い、会社では理由をつけて、気に入らない誰かの首にしようと目論む嫌な上司から、無理な要求を呑まされる毎日。 上司に加えて、社内の身勝手な同僚にもウンザリしていた。そんなある日、ピーターの彼女が、無理矢理、催眠療法のクラスに連れてくが治療中に療法士が卒倒、ピーターは催眠療法にかかったままになってしまう。それ以後、すっかり心が解放されたピーターは、会社を無断欠勤する。 次の日は堂々と遅刻し、上司専用の駐車スペースに無断駐車、上司の嫌味や小言にも動じず、事務所に私物を持ち込み、真面目に仕事をすることをやめていく。更に同じ不満を持ち、真面目に勤務をしていたにもかかわらず、リストラ候補に上がってしまった仲の良い同僚と結託し、会社のサーバーにウイルスを流して、資本金の横領を目論む。
引用元:wikipedia
この1999年に公開されたマイク・ジャッジ監督の作品はピーター・ギボンズが頭のおかしい上司ビル・ランバーグ から指図されながら、オフィスに座って仕事をすることがどれだけ嫌か気づいていく様子を描いている。 これを見て欲しい理由は全ての起業家が誰かのために働くことが嫌いで、ときにはとんでもないことをやって首になったりするからだ。だからと言って、この映画のストーリーのような違法行為を肯定しているわけではないのであしからず。
引用元:Entrepreneur