フリーランスでも福利厚生は取得できる

フリーランスと会社員の方の違いは様々な点があります。
どちらにも一長一短あり、どっちが良いのか悪いのか賛否両論あるかと思います。
ですが、会社員のフリーランスにはない強みとして、福利厚生があります。
家賃を補助してくれる住宅手当に、育児休暇、保養地の利用などがあります。
個人事業主のフリーランスは、目からウロコかもしれません。
福利厚生に関しては会社員に分があるかと思われます。

ですが、フリーランスにも福利厚生を利用することが可能なのはご存知でしょうか?住宅手当や育児休暇といったものはありませんが、格安で旅行に行けたり、定期健康診断を受けることができます。

上手に使うことで安い金額で様々なサービスを受けることができるので、知らなかった方はこれを機会に福利厚生サービスを利用してみると、フリーランスライフを今より充実させることができるかもしれません。

一般財団法人あんしん財団

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http://www.anshin-zaidan.or.jp

中小企業だけでなく、個人事業主も利用することができる福利厚生サービスを利用できます。
利用することで受けれる恩恵は、定期健康診断・人間ドックの補助金にレジャー施設などの優待割引といった福利厚生。
それに加え災害防止・ケガの補償などといったものもあります。
日常生活のちょっとしたケガにも対応していただけるので、入っておくことでもしもの時のためのセーフティネットになるかと思います。

他には以下のようなものがあります。

・契約施設(宿泊施設・ゴルフ場)利用の際の補助金支給

・税務・登記・労務管理相談、法律相談などの無料相談サービス

・介護資格取得費用の取得補助金

クラウドソーシングで福利厚生が受けれる

フリーランスの方は最近だとクラウドソーシングを利用している方も多いのではないでしょうか?在宅で仕事の獲得から、やり取り、納品まで行うことができるので、クラウドソーシングを業務の合間に行うことで、お金を稼ぐことができます。

クラウドソーシングといえばLancersやCrowd worksが有名ですね。
実はこの2つのサイトで仕事をこなすと福利厚生が受けれるようになるのはご存知でしたか?

条件さえ満たせば無料で利用することができ、どちらのサイトも緩い条件なので、実は条件を満たしていた!という方もいるかも知れません。
私は条件を満たしていたのに3ヶ月ほど気づいていませんでした。

Lancers

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http://www.lancers.jp/benefit

Lancersは3ヶ月連続で月に5,000円以上の報酬を獲得されている方がLancersが用意している福利厚生サービスを利用することができます。
利用出来る福利厚生サービスはクラブオフ、このクラブオフと呼ばれるサービスは大企業の正社員も利用しているサービスです。

内容は、クラブオフが契約している各種サービスを優待料金で利用することができます。
フリーランスにも関わらず、大企業と同等の福利厚生サービスが利用できるので、Lancersを利用している方は、申し込んでみてはいかがでしょうか?

Crowd works

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https://crowdworks.jp/u/welfare

Lancersと同等の福利厚生サービスがCrowd worksにも存在します。
Crowd worksは3ヶ月連続で月に3,000円以上の報酬を獲得している方が対象です。
Lancersよりも条件が少し緩いです。

Crowd worksで利用できる福利厚生サービスは、Benefit oneと呼ばれるものです。
Lancersのクラブオフと同様にこちらも大企業の正社員が利用しているサービスです。
内容は、クラブオフと同様に各種サービスを優待料金で受けることができます。
また、eラーニングの講座が一部無料で受けたりなども。

福利厚生はフリーランスにもある

フリーランスだからといって福利厚生を諦める必要はありません。
今ご紹介したようにフリーランスでも受けることができる福利厚生サービスもあるからです。
特にクラウドソーシングの福利厚生は条件が緩く、無料で取得することができるので、業務の空き時間にクラウドソーシングを利用して福利厚生を取得してもいいのかなと思います。
私自身も、Crowd worksを利用しているのでBenefit oneの福利厚生を受けている状態です。
フリーランスなのに福利厚生が利用できて感動したことを覚えています。
条件が比較的緩いため、クラウドソーシングを始めたばかりの方でも、福利厚生を取得することはできるのではないでしょうか?
もちろん、会社員の方の福利厚生に比べると決してフリーランスの福利厚生が優れているとは考えにくいですが、福利厚生そのものが取れないわけではないということを知っていただけたらと。

福利厚生が取れることを知っているか知らないかは大きな差

フリーランスの福利厚生はこのようなものがありますが、どれも取得するハードルはかなり低いでしょう。
クラウドソーシングをしている方だと条件を満たしている方は多くいるはずです。
しかし、福利厚生が取得できることを知っている方はどれほどいるのでしょうか。

福利厚生はフリーランスでも取れることを知らないと、取りようがありません。
福利厚生を取れる事実を知っているか、知っていないかは大きな差があるでしょう。

しかし、使わなければ意味がない

ここまでフリーランスでも取れる福利厚生についてお話ししましたが、福利厚生があっても使わなければ意味がありません。
住宅手当だと毎月一定の金額をもらうことができますが、フリーランスの福利厚生には、そのように何もしなくても自分に還元されるようなものはありません。

フリーランスが享受できる福利厚生にはお金か時間、もしくはその両方が必要になります。
お大手系列店の優待券の購入、無料で受けれるeラーニングなどの通信教育、格安旅行ツアー、このどれもがお金・時間を必要とします。

自由に使える時間とお金がないと福利厚生を利用できませんので、取得している意味がありません。

フリーランスでも取れる福利厚生について書いたのですが、あくまで時間とお金にある程度ゆとりがある人でないと受けることができません。
忙しいフリーランスは時間が、時間にゆとりのあるフリーランスはお金が福利厚生を利用する障害になるでしょう。

フリーランスにとって最大の福利厚生は、自由に使うことのできるお金と時間かもしれません。

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