リモートワークの導入で業績がアップした会社10選

「リモートワーク」制度を導入して本当に会社の業績があがるのか?
これは、従業員側ではなく、会社側が真剣に考える大きなポイントではないでしょうか?
今回は、実際にリモートワークを導入している企業で、リモートワーク制度を成功に導いたアイディアを紹介したいと思います。

Automattic

WordPressを開発しているAutomattc。
従業員全員がリモートワーカーという、世界で最も有名なリモートワーク企業です。
リモートワーカーの数はなんと400人以上、40か国にも及びます。
しかも、入社には面接を行わないというのも驚きです。

リモートワークで成功を収めるポイント

  • 最高の設備とチームメンバーを提供。
  • ホームオフィスを改善する為に資金を提供する。
  • スタッフはそれぞれ自分でスケジュールを作り管理する。
  • どのチームにも好きな場所で1週間実際にチームメンバーと合うことが出来る“ハックウィーク”という合宿がある。
    そして、年に1度従業員全員が世界の素晴らしいロケーションで会うことができる“グランドミートアップ”を開催している。

https://automattic.com/

Buffer

ソーシャルメディアのマネージメント、SNS予約投稿サービスのひとつであるBufferは、従業員42名の急激に成長している企業です。
世界中にリモートワークで働くチームメンバーが分散しているのは、世界のあらゆる場所にBufferのクライアントが住んでいるので、ある意味有益な考え方なのだそう。

リモートワーカー&チームがハッピーかつ効率的に生産制を高めるためにパソコンやKindleの他、WEBミーティングツール「Speak.io」などチームに必要な様々なツールを提供しています。
又、それぞれの社員が住む国や場所の物価に合わせた給与設定もしており、世界中のどのエリアでも社員全員が安心して幸せに働けるように日々努力しているそうです。

Bufferも、5か月に1度定期的にチームメンバー全員が世界の異なる場所で、恋人や家族も一緒に連れてきて良いというファミリアルなミートアップを開催しています。
スタッフ、そして、その家族の幸せを第一に考えるBufferらしいアイディアですね。

https://buffer.com/

Zipper

2つのサービスを自動的に接続してくれるZipperもリモートワーク体制。
Zipperでは各チームがリモートワークでさらに生産制をアップするためにgoogleDocやカレンダーの他、チームで情報共有が可能な便利なツールを積極的に取り入れて生産制を高めるワークスタイルを実践しています。

Zipperマーケティングチームが使用しているツールの一部

  • Zipper
  • オンラインでメモを編集共有できるHackpad
  • 画面操作をGIFに変換して共有できるRecordIt
  • 25人以上と高質なビデオ会議が可能なZoom
  • 録画した動画をすぐに編集できさらには公開まで可能なScreenflow
  • パソコン画面のブルーライトを削減してくれるFlux

もちろんこちらも日頃は離れた場所で働く社員と親睦を深める為に旅行を定期的に行っています。

https://zapier.com/

Groove

オンラインヘルプディスク会社「Groove」。
CEOのAlex Turnbull氏は、できるリモートワーカーを雇用する際のポイントを3つ上げています。

  • リモートワーカーとして既に勤務した経験が在る人。もしくは、自分でスモールビジネスを起業していた人
  • お客様にとってのベストな方法を自分で決められ、自分自身を管理できる人
  • コミュニュケーション能力が並はずれて高い人

Grooveも他のリモートワーク企業と同じように、メンバー一人ひとりが自己管理をして仕事を進め、生産性をアップしていくスタイルですが、チームの誰がどんな仕事を現在進めているかということは、チームワークには欠かせないのでスタンドアップミーティングを各仕事の進行状況が共有できるチャット機能「Slack」で行っているそうです。
更に、チームメンバーが仕事意外の話題をして、さらにコミュニケーションを測れるように「Slack」上に「water cooler Slack room」を開設。
CEOであるALEX氏も積極的に利用しているようですよ。

https://www.groovehq.com/

Basecamp

プロジェクト管理システムを運営しているBasecampは、“強いチームはオフィスを捨てる: 37シグナルズが考える「働き方革命」”」“小さなチーム、大きな仕事〔完全版〕: 37シグナルズ成功の法則 ”を出版した会社です。
リモートワークという働き方を世界に広めるきっかけになった企業かもしれませんね。

https://basecamp.com/

Baremetrics

Baremetricsは、仕事の生産制だけではなく問題が発生したら自分で処理ができるリモートワーカーとしての心得を熟知している社員を積極的に採用している会社です。
Baremetricsがリモートワーク社員にまず一番に奨励していることは、以下のアイディアのような心と体のセルフケア。

心と体のセルフケア5箇条

  1. 働く時間帯をきっちり決めそれに従う
  2. 毎日エクササイズをする
  3. 座って作業することと立つことを交互に行う
  4. より良い食生活を送る
  5. 休憩を頻繁に取る

Baremetricsもリモートワーク社員が実際に会って話せる機会を定期的に作っています。

https://baremetrics.com/

Treehouse

コーディングスクールをネットで展開して話題になったTreehouse。
リモートワーク制度の成功は、忠誠と信頼の2つがキーポイント。
創始者ライアン・カーソン氏は、社員の忠誠心は社員の幸せにつながる大きな利益を与えることであると考え、ヘルスケア制度、退職年金積立制度、週休3日制、研究休暇やランチの支払いなど新入社員であってもこれだけのメリットを社員に与える他、仕事の進行処理に関して給与の見直しも行っているそう。

日常作業の利用ツール

  • WordPressおすすめ無料テーマBlog、P2
  • コラボレーションにGoogle Drive
  • ホワイトボード的な使用にGoogle Draw
  • 大きなプロジェクトには、タスク管理ツールTrello

https://teamtreehouse.com/

InVision

開発中のデザインを大人数でブレストすることができると評判のInVisionもリモートワーカーのみで構成されている会社です。
InVisionでは、時差が5~6時間あるメンバーとチームを組んで仕事をしているそうです。
どのチームもプロジェクトのスムーズな進行の為、毎日かかさず短いミーティングを行っています。
優秀なスタッフであれば世界中のどの場所にいようとそれぞれが快適な場所にいればどんな仕事も完璧に仕上げることができると確信しているそうです。

https://www.invisionapp.com/

Help Scout

チーム内で共有できるメールソフト会社Help Scout。
リモートワーカー制度で成功した秘訣は、新しく入るチームメンバーのケア。
特にリモートワークでは日々の仕事で実際にあって話をする、顔を合わせることはほとんどありません。
遠距離といえども同じプロジェクトをチームメンバーとして働く新メンバーの存在はすでに働いているメンバーにとってもとても大切な存在であるそうです。

Help Scoutでは新しく入るメンバーと一緒にチームとして、以下のようなことをすることを奨励しています。

  • 2、3日に1回かならず今後仕事がどう進むかチェックする。
  • チームメンバーと間殻を深める為仕事以外の話を共有する。
  • 契約書には書かれていない仕事上のルールをシェアーする。
  • Appear.in や Skypeを利用してビデオチャットを行う。
  • 新メンバーに仕事以外の何かトピックを選び概要をメンバーに説明させる。

https://www.helpscout.net/

CloudPeeps

フリーランスのための職検索サイトCloudPeeps。
サンフランシスコやブルックリンを拠点に働くリモートワークチームの他、世界中にスタッフが分散して働いている企業です。

リモートワークでの仕事の成功のポイントは、チームメンバーの開放的な会社のポリシーと簡潔かつクリアーなコミュニケーションだそう。

チームのワークフローを管理する為にテクニカルチームはGithub、Trelloを、それ以外チームは、Asanaを。
その他Slackは、コミュニケーションツールとして利用し、遠隔でも一体になって働ける様々なツールを効果的に使用しています。

毎週Google hangoutを利用して今週のそれぞれの仕事の目標を話すスタンドアップミーティングも欠かせません。

リモートワークで成功を納めている企業では、遠距離ながらもチームワーク力をアップさせるその企業ならではの様々な努力や工夫を試みているようですね。
これらの成功企業のアイディアを今後の仕事への参考にしてみてはいかがでしょうか?

https://www.cloudpeeps.com/

参照
http://blog.cloudpeeps.com/top-10-companies-winning-at-remote-work-culture/

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