毎朝リモートワーク開始前にやりたい4つのルーティーン

働いた時間より、働いた成果で評価されることの多いリモートワークで重要なのは、
いかに生産性を高めるか。

スポーツの試合でいい結果を出すには入念なウォーミングアップが必要なように、
リモートワークでも最大の効果を出すためのキーは、仕事開始前の時間の過ごし方です。

そこで、リモートワークの能率アップのためにやりたい朝の4つの習慣を紹介します。

毎朝リモートワーク開始前にやりたい4つのルーティーン

1. 朝食を食べて脳を活性化させる

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脳をしっかり働かせるのに大切な食事。
食事はからだだけではなく、脳の栄養でもあるのです。
朝食抜きで仕事を始めるのは、ガス欠の車で出かけるようなものです。

リモートワーカーなら、パソコンの前に座った瞬間から、
すっきりと気持ちよく仕事に集中したいですよね。

そんなリモートワーカーにぴったりの朝食はサンドイッチを中心としたメニュー。
簡単で炭水化物・タンパク質・野菜が一度で取れるお手軽メニューです。

簡単でしっかり、リモートワーカーのための朝食メニュー例

  • カフェインの力ですっきりのコーヒーまたは紅茶
  • 栄養バランス抜群のサンドイッチ
  • ビタミン・食物繊維とカルシウムがとれるフルーツ&ヨーグルト
パンの種類やフルーツを変えることによって、
基本は同じでもメニューにバリエーションがでます。

最後に頭に良いと話題の食材入り、おすすめのサンドイッチの中身の紹介です。

  • タマネギ入りスクランブルエッグ
    (タマネギスライスを炒め卵をいれグルグル)
  • ツナ・千切りキャベツ・レモン汁
    (キャベツに塩一つまみ、混ぜ、しんなりしたらツナ)
  • ナスのソテー・チーズ・アンチョビ
    (チーズ・アンチョビの上に熱々のナス)
ヘルシーを追求するなら、バターのかわりにオリーブオイル、ヨーグルトは無糖タイプで。

2. 塵も積もれば山となる、朝勉強のすすめ

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「いいテキストも買ったし、これからがんばるぞ!」と意気揚々スタート。
しかし、度々の「飲みに行こうよ」との誘いを断れず、
英語の勉強がフェードアウトになった経験があるのは私だけではないと思います。

朝勉強の一番の利点は、何と言ってもそのような、
悪魔のささやきにのってしまう危険性がないということでしょう。

その他にも、朝勉強のメリットは多々あります。

  • 騒音が少なく静かな環境で勉強できる
  • 「今日のノルマ分勉強した」という安心感で1日を過ごせる
  • 時間が決まっているので集中力がアップする
  • 睡魔と闘う必要がない
脳学者の茂木健一氏は、朝の起床後は脳内の情報が整理されていて、
新しい情報のインプットやクリエイティブな作業に最良な状態になっていると語っています。

たった1日30分でも1ヶ月に20日で600分つまり10時間、1年では120時間となります。

語学に限らず、資格試験対策、絵を描くのが趣味ならデッサンの練習、読書など、
自分の血や肉となるように何かを学ぶものであれば全部勉強です。

3. リモートワーカーにおすすめ朝ランニングはこんなにすごい!

朝の運動はからだばかりだけでなく、脳も活性化させます。
また、朝の運動はその日一日の疲れを感じにくくしてくれます。

パソコンと向き合う時間の長いリモートワーカーの職業病とも言える腰痛。
朝運動することによって、体温もあがり、1日中血液の循環がよくなり腰痛を防ぎます。

体操や、ヨガ、水泳などいろいろな運動がありますが、
リモートワーカーにはランニングがおすすめです。

その理由はこちら。

  • ランニング中に考えることができる
  • 朝日を浴びることができる
  • メンバーを集める必要がない
  • 特別な装備、特別な施設が必要ない
  • その日の時間、体調などに合わせ簡単に運動量が調節できる
基本的なプランは、軽いウォーミングアップ5分、ランニング20~30分、ストレッチ5分ですが、
時間がないとき、疲れているときはたとえ15分でも効果的です。

一度も走ったことがないから不安という場合は、早歩きから始めてみましょう。

空腹のまま、走ると健康を害する恐れがあります。
もし朝食の前に走りたいときは、血糖値を上げるために、クラッカー1枚かフルーツ一切れを食べてから走りましょう。

また朝から運動のし過ぎは、逆効果となってしまいます。
息が切れないくらいのペースが効果的です。

4. 自分なりのドレスコードでONとOFFの切替

リモートワーカーは、特に自宅が仕事場のことも多く、OFFからONへの切替がなかなか難しいという声をよく聞きます。

リビングや、さっきまで食事をとっていたダイニングがワーキングスペースという場合も多く、
そのような条件で瞬時に仕事モードになるためには、ほとんど名人の技が必要でしょう。

そのようなとき、身支度を整えることが、ONタイムへの切替の手助けとなります。

ビデオチャット以外では、人に会わずにすむことが多いリモートワークですが、
見えないところの気遣いのレベルは、仕事にも現れます。

スーツにネクタイという必要はありませんが、
清潔でラフすぎない服装でOFFとの差別化をはかることをおすすめします。

自分なりのリモートワーク用のドレスコードを作っておくのもおすすめです。

例えば私(女性)の場合は

  • メイクをする
  • デニム素材のものは身につけない
  • 室内履きを履く
  • アクセサリーをつける
というドレスコードを自分で設定しています。

リモートワークの魅力のひとつは、通勤時間が必要ないということでしょう。
しかし、だからと言って仕事開始ぎりぎりまで、布団の中というのでは、もったいない!

NHK放送文化研究所の「2015年 国民生活時間調査報告書」によると、
日本人は平均往復で毎日1時間19分を通勤に費やしているそうです。

この1時間19分、有効活用して、リモートワークの生産性を上げましょう。

参考
http://asageiko.jp/feature/mogi_festa2014/
http://www.nhk.or.jp/bunken/research/yoron/pdf/20160217_1.pdf

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