企業がリモートワークを100%実践する方法

米国では、業務を100%リモートワーク化する企業がますます増えています。
資金が限られている時には、起業家は色々できることを試してみるものです。
そんな時、業務をリモートワークで行うことは賢い選択だと言えます。
Xerox や Apple のような大企業は、すでにリモートワークを許可していますが、何と言ってもリモートワークを一番実践しているのがスタートアップ企業です。チームメンバーとコミュニケーションが取れて、業務がきちんと行われる限り、従業員がどこにいても違いはないことに、多くの起業家たちは気づいています。

今回は、Entreprenur.comの「Who Needs an Office? How to Go 100 Percent Remote.」という記事を紹介します。

意識的にリモートワーカーを雇う。

リモートワーク経験者を雇いましょう。
誰もがリモートワークに向いているわけではありません、会社の監視が無いと怠けてしまうという人は以外と多いです。リモートワーク経験者は、どうやって自主的に仕事をするか、どのようにタスクに集中するか、モチベーションをどう持続させるかなど、リモートワークの労働スタイルを知っています。本物のリモートワーカーとは、会社の監視下よりも自由な場所でのリモートワークの方がいい仕事をする人たちのことです。

出社に対してではなく、業務の完了に対して報酬を払うモデルを作り上げる。
適任の人材が見つかったら、彼らを正しく管理しなければなりません。
リモートワークの環境では、パフォーマンスによって評価されるべきです。
リモートワークのチームには、休暇や病欠を心配する必要はありません。
ハイパフォーマンスを求めればいいのです。

海外の企業であれば、リモートワークの掲示板で、すでにリモートで働いている人を探すことができます。WeWorkRemotely.comAngel.coなどのサイトには、リモートワーカーの求人広告を出すことができます。両サイトとも、スタートアップ向けなので、スタートアップをリモートワークで設立したい場合には最適です。

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会議という習慣を作り出さない。

大半の会議は不要なものですが、中には必要な会議もあります。
ただ、物理的に出席しなければならない会議に頼らないようにしましょう。
会議が必要な場合は、Join.me や Skypeなどの無料オンラインサービスを活用して、リモートで会議を行うのが効果的です。

紙を廃止する。

すでに「紙の廃止」を実現している企業はたくさんあります。
あなたのオフィスをどこからでも業務できるようにしたいのなら、定款などの重要書類以外は、すべてクラウド内に保管すべきです。
可能な限りの書類をデジタル化しましょう。

デジタル製品やサービスを売る。

リモートワークでビジネスをするのに最も適しているのは、物理的に存在しない成果物を扱うことです。
知識労働産業の未来は、ソフトウェア、サービス、コンサルティング、技術と思考のパワーを基に築かれます。これからのスタートアップは、完全にデジタル化されたサービスや製品を提供するのが賢明です。
それらは、世界中のどこからでもインターネットさえあれば、リモートワークを可能にします。

一番仕事が上手くいく場所に住む。

世界のどの地域、どの環境、どの文化があなたにとって最高の仕事を可能にするかを考えてみてください。
何百万人もの人々、世界を変える文化力、ハイパワーの専門家や設備に囲まれた大都会を愛する起業家もいます。
また、人里離れたところからベストの仕事をする起業家もいます。
インターネットの速度が十分である限り、これも可能です。
多くの人が誤って考えているように、リモートワークは「どこからでも仕事ができる」ことだけではありません。
リモートワークで大事なのは、あなたが「最高の仕事ができる場所に住む」ことです。環境は、働き方に大きなインパクトを与えます。

これらを上手く活用すれば、リモートワークを100%実践することが可能です。

参考

http://www.entrepreneur.com/article/242708
Image credit: herval | Flickr

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