海外を転々としながらリモートワークをするための5つの極意

今日は、オーストラリア、明日はバンコク、来週は中東へ・・・・・・。
働く場所や時間を選ぶことができるリモートワークであれば、世界中の異なる場所で旅をしながら働くことも可能です。
今回はソーシャルメディアマーケターとして世界75か国に点在するチームメンバーと共に働いてきた経験のあるStephanie Waldenさんが実際に試行錯誤しながら見つけ出した海外を転々としながら働くデジタルノマド・リモートワークの5つの極意をご紹介します。

デジタルノマド・リモートワークの5つの極意

実用的なワークスペースの確保

図書館、公園、カフェなどインターネットの接続があれば、どこでも仕事をすることが可能なリモートワークですが、ワークスペース選びで重視されるのは、仕事に集中できる静かな環境と信頼性の高いインターネットが完備されているかどうかではないでしょうか。
それによって、仕事の生産性やモチベーションとパフォーマンスが随分と異なります。

近年では、リモートワーカーやフリーランサーをターゲットにしたコーワーキングスペースも世界各地、特に都心を中心に多くビジネス展開していて、スペース自体を探すのは難しくありませんが、仕事の効率やそのスペースでの出会いを重視するのであれば、コーワーキングスペースの特色を重視して場所を選ぶのもひとつの手です。
例えば、世界展開をしているImpact HUBは、社会的起業に興味がある人をターゲットにしているワークスペース。
コミュニティとして運営するワークスペース、ハッカースペースは、国によっては、共同生活ができる宿泊施設を完備していることもあり、コストパフォーマンスを重視している人にはもってこいのスペース。
その他にもインターネットで検索すればコーワーキングスペースが探せますが、世界中のワークスペースやリモートワーク上の的確なアイディアが欲しいのであれば、実際にその国でリモートワーカーとのチャットやアドバイスを共有できる#nomadsのメンバーになって良質な情報収集をするのもとても良いアイデアです。

* Impact HUB http://hubtokyo.com/

最新のハードウェアを利用する

海外で仕事をするとなると一番重要なのは、持参するハードウェア。
突然の故障などで、対応してくれる専門店が近くにないことを考えると、長期にわたり海外でリモートワークをするのであれば、やはり最新のノートパソコンのモデルを購入しておくのが得策です。

スマートフォンはSIMロックフリーのものを持参する

各国を移転しながらリモートワーカーとして仕事をしようと考えている方は、SIMロックフリーのスマートフォンを持参することをオススメします。
海外ではデータープランを含めた旅行者専用のSIMカードが手頃な値段で簡単に手に入るので、SIMカードを入れ替えてそれぞれの国のカードを利用した方が断然お得です。
ただし、2~3日などの短期間で様々な国を渡り歩くのであれば緊急の為にインターナショナルSIMを利用しつつ、同時に世界中でメッセンジャー系のアプリが年間たった1350円で使用できるというChatsim* を利用してみてはいかがでしょうか。

* Chatsim http://www.chatsim.com/en

デジタルノマド・リモートワークに必要なアイテム

移動先の国で持参した電化製品が正常に使えるように、変換器、変圧器は必ず持参しましょう。
インターネットミーティングに必要なヘッドセットは盗難されることも考えてスペアを持参するのもお忘れなく。
サブディスプレイが必要であれば、Air Display3* などの専用アプリケーションをダウンロードして持参しているスマートフォンやタブレットをサブディスプレイに活用しましょう。
電源コンセントが完備されていない場所で、スマートフォンや他のUSBデバイスを使うことになる場合は、大容量充電が可能なポータブル充電器も持参マストアイテムです。

*Air Display3 https://itunes.apple.com/jp/app/air-display-3-usb-+-wi-fi/id967502646?mt=8

セキュリティーを完璧に

社内の企業秘密データをシェアすることは、リモートワーカーにはとても重要です。
スクリーンを保護、プライバシーフィルター、すべてのデータがバックアップされていることを確認する外付けハードドライブ、カバンに余裕があるのであれば、ポータブルプリンターなどもあればさらによし。
社内秘のデータに接続する場合は、アプリケーションとデータの保護が万全で多くの企業やリモートワーカーが使用しているCitrixの統合ネットワークソリューションもオススメです。

旅先では、トラブルがつきものですが、仕事に支障が出ないようにしっかりと事前準備を行い、デジタルノマド・リモートワークを楽しんでください。

参考
http://mashable.com/2015/07/23/tools-remote-work/
Image credit: Joshua Earle via unsplash

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